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会長挨拶
日英言語文化学会 第4代会長就任のご挨拶
この度,2026年6月13日の総会におきまして,日英言語文化学会の第4代会長を拝命いたしました,拝田清(はいだ きよし)です。本学会の設立から今日に至るまで,学会を牽引してこられた歴代会長,ならびに学会運営と研究活動に多大なるご尽力を賜りました会員の皆様に,心より敬意と感謝を申し上げます。
グローバル化が加速し,多様な価値観が交錯する現代において,言語や文化の深い理解はこれまで以上に重要性を増しています。多言語・多文化が共生する社会において,言語を学ぶことは単なる知識の習得にとどまらず,他者との対話を促し,相互理解を深める基盤となります。「共に生きる」ための平和構築や対話の架け橋として,日英の言語文化研究,とりわけ「文化」に焦点を当てた本学会の「知の営み」が果たすべき社会的役割は極めて大きいと確信しております。
本学会はこれまで,日英両言語の研究において多くの優れた知見を蓄積してまいりました。私の任期中におきましては,学会名称の「日」の部分,すなわち「日本語学」および「日本語教育」の分野における研究活動もさらに強化したいと考えております。
たとえば,日本語と英語の文法や語彙の対照研究,多義性に関する深い考察などは,両言語の構造的特徴を浮き彫りにし,言語学的な新たな発見をもたらします。また,日本語教育と英語教育の現場で培われた実践的な指導法を共有し合うことは,教育分野の垣根を越えた大きな相乗効果を生み出します。今後は,従来の英語学・英語教育学研究に加え,日本語に関する研究発表や論文投稿を大いに奨励し,真の意味での「日英」の双方向的な議論を活性化させていく所存です。
会員の皆様におかれましては,定例研究会や年次大会におきまして,日々の研究成果を積極的にご発表いただき,活発な交流の場として本学会をご活用いただければ幸いです。「日」と「英」の両輪を力強く回し,本学会がさらなる飛躍を遂げられるよう尽力してまいりますので,引き続きのご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
末筆ではございますが,会員の皆様の益々のご健勝と,研究のさらなるご発展を心よりお祈り申し上げます。
2026年6月 日英言語文化学会
第4代会長 拝田清
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